0923

先日、テレビ番組で、紹介されていた商品で、
大変興味深かったものがありましたので、
詳しく調べてみました・

ローソク・線香メーカーの「カメヤマ株式会社」が
不二家とコラボレーションした「ミルキー線香」というアイテムです。

その名のとおり、火をつけると、懐かしいミルキーの甘い香りがする斬新な線香で、
昨年9月の発売以来、ネットを中心に、じわじわと、話題となっているんだそうです。

商品誕生のきっかけは、
「ミルキーが好きだった故人や幼い仏様のお供えとして、
また、幼いお子様がお仏壇に手を合わせる習慣をつけやすいように、、、
ということで、このようなコラボレーション商品が生まれたそうです。


線香の箱には、
大きく「食べられません」の文字が入っているものの、
本物のミルキーが入ってそうなかわいらしいパッケージは、
子供だけではなく、女性も思わず興味をしめしてしまうようなものでした。

メーカーの不二家がなかなか香りに納得せず、
開発に半年かかったそうですが、それだけ本格的な香りなようです。

お菓子メーカーと線香メーカーという、
全く異業種のコラボレーションということで、
これまでのイメージをくつがえすアイデアには
驚きましたが、


このアイデア商品の根底に流れるのは「故人を大切に思う」気持ちであり、
故人が生前好きだった食べ物のお線香をそなえ、
その香りとともにしのべば、故人と向き合う時間もより深いものとなる、という、

そういった、新たな着眼点、別の視点から商品を誕生させた
カメヤマ株も、アイデアを受け入れた提携先のメーカーも、素晴らしいと思いました。

ちなみに、
ミルキー以外にも、
故人が生前好きだったものをイメージした、製品もシリーズとして多く発売されているとのことです。

サクマのいちごみるく線香、セイカボンタンアメ線香、
中には、キャットフードの「黒缶」の線香なんかもあるそうです。

お盆は終わってしまいましたが、
お彼岸の時期でもありますので、
興味を持たれた方は、ぜひ使ってみては。贈り物にしても喜ばれそうですね!